SDG6データポータルの公開
UN-Water*がSDG6「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」のデータポータルを公開しました。これによって、11のグローバル指標を、世界、地域、国、流域といった単位で簡単に見ることができます。
他のSDGsと比べても、SDG6は目標内の統合性を確保しようとする姿勢が顕著です。昨年のハイレベル政治フォーラムで出された『統合報告書』に続き、もともとは担当機関などで分かれていた水に関する情報をまとめる動きがが一層進んだと言えそうです。
なお、報道で知りましたが、日本が担当国連機関に提出しているデータについて、最近、定義が決定され、公開されました(Japan SDGs Action Platform上)。政府内に設置されている、SDGs推進本部の下で、関係府省の協力のもと、総務省が取りまとめたとのことです。8月31日の「水×SDGs」ワーキンググループでも取り上げたいですが、残念ながら時間がなさそうです。
* UN-Wateとは、国連機関の間で水に関するマンデートを調整するメカニズムで、それ自体が国際機関というわけではありません。