独・蘭・仏で開催された国際ワークショップで報告をしました
“The Human Right to Water in Regional Human Rights Courts”, German-Japanese Research Colloquy (University of Cologne—Ritsumeikan University) (Cologne, Germany: 23 September 2024)
出口雅久教授(立命館大学)にお誘いいただき、立命館大学とケルン大学の国際交流の一環で開催されたコロキアムで報告しました。ケルン大学では、元欧州人権裁判所副所長のAngelika Nußberger教授にホストしていただき、特にフドロヴィッチ事件に焦点をあてて報告し、参加者から貴重な質問・コメントをいただくことができました。
“How Safe is Safe? On Emerging Standards Applicable in the Discharge of Water from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station”, H2OLAW Conference: Law-science Interfaces within the Law of the Sea and Fresh Water Law (Leiden, The Netherlands: 26-27 September 2024)
水と国際法をテーマとした稀有な国際会議でした。私の報告にも高い関心を持っていただき、充実した議論ができました。国際水法・海洋法の多くの専門家とネットワーキングする機会にもなりました。
“Managing Controversies over Japan’s Decision to Release ‘ALPS Treated Water’: Which Legal Techniques and Avenues?”, Is Water a Risk?: International Legal Symposium (Mulhouse, France) 14 November 2024
初めて国際会議で招待報告をしました。ライデン大学での報告では科学と法の関係に焦点をあてていましたが、こちらでは政治的リスクの管理に比重を置いた報告をしました。国内水法の専門家との議論から、IWRMや自然の権利など、先駆的な議論にも触れることができました。